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看護師は二度とやらない!なのに【一般職から看護師】に戻った理由

「仕事も人間関係も辛い」
「看護職がこんなに辛いとは」
「病棟に行くのが怖い」
「どうして看護師になったんだろう」

仕事をする中で徐々に膨らむ想い。

気づいたら「看護師向いてない」「看護師辞めたい」で頭はいっぱい‥

あなたもそんな経験がありませんか?

私も新人看護師時代から同じように思い続け、「もう一生看護師なんてやらない」と一般職に転職

その後看護師に戻った経緯があります。

この記事では、その経緯とその後看護師を続けている理由をまとめています。

この記事の内容
  • 一般職に転職して感じたこと
  • 二度とやらないはずの看護師に戻った理由
  • 「看護師向いてない」の間違い

一般職への転職を考えているあなたに重ねて客観的に読んで、冷静な判断につなげてくださいね。

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目次

入職2か月で看護師に向いてないと痛感

看護学生時代から看護師への憧れのようなものはなく、同期と比べるとモチベーションは低めでした。

だからこそ、良くも悪くも「こんな看護をしたい!」という強い想いもなし。そつなく仕事をこなしていけるタイプだと思っていました。

ところが入職した翌月・5月末には、すっかり病んだ状態に。

病棟に行くのが怖くて仕方ありませんでした。

看護師の仕事は二度としない!開放感とともに退職

「看護師辞めたい」
「仕事に行くのが怖い」

毎日のように思いながら、結局数年同じ職場で働きました。

「今辞めたら他でも通用しない」
「今辞めたらもったいない」
「せっかく資格とったのに」
「看護以外にできることあるの?」
「まずは3年頑張ってみてから」
「こんなすぐ辞めるなんて甘え」

辞めることばかり考えながらも、辞めたいと言うたびに上司や家族からそう言われ、とどまったのです。

趣味も特技もなかった私は、そこで働く以外に選択肢がないと思うようになっていました。

ここで環境を変える勇気を出せず、辛い病棟で何年も働いた時間が本当にもったいなかった!

「看護師辞めたい」は甘え?辞めたいと思ったときするべきこと
>>「看護師辞めたい」が甘えでない理由

欝々としながら数年働いた後、結婚をきっかけに「やっと辞められる」「看護師の仕事は二度としない」と晴れ晴れとした気持ちで退職しました。

たまたまきっかけができて辞められましたが、もっと早くに自分で行動していれば、もっと早く楽に・幸せになれていたと後悔しています。

病棟看護師を辞めたい理由4選と、辞めても続けても後悔しないためにするべきこと
>>看護師を辞めたい理由と今するべきこと

異業種を経験する中で看護師の安定性を感じ始める

新卒時代から数年間休まることのなかった心身(特に心)を一度しっかり休めたく、再就職は急がず、かなり吟味して仕事を探しました。

勉強や面接準備も驚くほどたくさんしました。

やることは多く、頑張っても結果が伴わなくて当たり前。
看護師の就職活動とは全く比較にならない想像を絶する大変さでした。

看護師とは関係のない異業種へ就職

挫けそうになりながらも、転職サイトの方の協力もあり内定をいただいた希望の職場に就職しました。

医療とは全く関係がなく、人間関係も良く、華やか。私が求めていた理想の職場環境でした。

医療と全く関係のない理想の職場、楽しくて仕方ない日々

理想の職場に就職したものの、知識も技術もゼロから新たな仕事をスタートするのは想像以上の労力。

特に、大学入学以降は看護の勉強しかしていなかった私にとって、一般常識と思われることも勉強し直すことが多々ありました。

それでも、何もかもが新鮮で毎日楽しくて仕方ありませんでした。

・命や身体に関係のない仕事内容
・和気あいあいとした職場環境
・定時に向けて帰宅準備
・全員で参加できる飲み会 etc‥

病棟時代に想像もできなかった、社会人として理想の生活を送っていました。

想像以上の労力だった新しい仕事へも時間の経過とともに慣れ、人並みに仕事もできるようになり。ますます充実した日々を過ごせるようになりました。

今後のキャリアや人生を考えたとき、看護師への復帰がよぎるように

一方で、この時期は20代後半。

私自身にも周囲にもライフステージの変化がめまぐるしく起きてきて、人生について考えることが多くなりました。

  • 今の仕事は一度辞めても戻れるのか
  • 結婚や出産後も同じように働けるのか
  • 家族の介護が必要になったら?
  • 結婚相手が転勤のある職種だったら? etc‥
  • ライフステージの変化による仕事への影響
  • 自分の能力
  • 復職できる職場
  • 復職先・雇用形態を考えたうえでの収入

などを長いスパンで考えた時に、看護師でいることは女性の人生の強みなのではと思い始めました。

看護師の生涯年収は?大卒女性平均より低いのに、女性としての人生で考えると収入面で有利な理由
>>看護師の生涯年収

友人や先輩ママ友が再就職に苦労したり条件をかなり下げたりしているのを見る機会が増え、さらに年齢を重ねた時の不安が出てきたのです。

こうして、二度とやらないと決意したはずの看護師として再度働くことも視野に入れ、動き始めました。

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看護師としての多様な働き方や自由度など多くのメリットに気づく

看護師という言葉に嫌悪感さえあった私にとって、看護師転職サイトへの登録はかなり抵抗がありました。

「看護師に向いていない」と感じて辞め、さらにブランクもある私にできる仕事があるのかという疑問もありました。

それでもOLを続けた時の将来への漠然とした不安から、前向きに看護師としての仕事探しをしてみることにしました。

「看護師に向いてない」私にもできそうな多様な働き方を知る

求人を見ていくと、「看護師に向いていない」はずの私にもできそうな仕事が多数見つかりました。

振り返れば、新卒での就職活動時はまだ世の中のことを全く分かっていない学生時代。

看護学校という狭い世界で培われた狭い視野で選んだ病院。
そこで耐え続けていた私は、その世界だけが看護職の全てと感じていたのだとようやく気づきました。

当たり前のことですが、当時は辛すぎて視野が狭まり、当たり前のことにも気づけなくなっていたのです。

看護師転職サイトで見つけた新たな職場に就職する

看護師転職サイトの担当者さんは、新人看護師時代の想いから新たな職場に求める細かい条件まで詳しく聞いてくれました。

親身になって話を聞き条件に合うところを探してくれて、私でもできそうな仕事をいくつか見つけてくれました。

そうして見つけた看護師としての新たな職場。

それまで頭の片隅にも思い浮かばなかったジャンルでしたが‥

  • 仕事内容
  • お給料
  • 職場環境

それらを踏まえ、「ここなら働けるかもしれない」「もう一度看護師として働いてみたい」と思える職場でした。

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看護師転職サイトの選び方

それまでの看護師の仕事のイメージがくつがえされる

とはいえ、一生戻らないと心に誓うほど辛かった看護師への復帰。
不安90%希望10%くらいの感覚でした。

不安いっぱいで再び足を踏み入れた看護の世界。

けれど、そこにはそれまで見てきた看護の世界とは全く違う世界がありました。

  • 雰囲気
  • 仕事内容
  • 教育体制
  • マニュアル化された業務 etc‥

ここでなら看護師として働いて行ける気がする!

勤務初日も、数週間経ってもそう思える職場だったのです。

看護師の多様な働き方

同じ看護師の仕事でも職場によって環境も仕事内容も全く異なります。
あなたに合った職場がある可能性を大切に!

その時その時の生活に合わせた働き方など看護師のメリットを実感する

看護師は二度とやらないつもりで離れ、全てを忘れ去った状態でした。

そのため業務面の不安も大きくありました。

  • 数年のブランクで、元々そこまでなかった知識と技術がほぼゼロの状態
  • 病棟看護師時代とは全く違うジャンルでの職場

ですが、看護師としての仕事のベースはどのジャンルでも同じ。

「私は何もできない‥」

そう思っていても、違うジャンルの職場でも、基本的な業務はできるものなのだと自分でも驚きました。

もちろんその職場ならではの内容については勉強が必要ですが、これはどれだけ経験があっても同じ。

ここで初めて「経験しながら学ぶ」という手段を知りました。

看護師の仕事が「手に職」と言われるのに納得でき、今後起こり得るライフステージの変化の中でも活用していけると実感した瞬間でした。

関連記事:看護師の仕事が女性のライフステージの変化上で有利な理由
>>看護師になって良かったこと

と言っても看護師として自信のない私はブランクが長すぎたら戻れません。このタイミングで戻っておいて良かったと感じています。

どの程度のブランクなら戻れるかは、あなたの気持ちや自信次第です!

看護師としての働き方のメリット

看護師の仕事の基本は多くの職場で同じ。
同程度の条件で復職しやすい状況があるのは、ライフステージの変化の多い女性として強みになります。

職場の選び方次第で看護師として働いていけるのだと痛感する

もちろん、新しい職場で仕事に慣れるまではある程度の期間を要しました。

ミスをして落ち込むこともありました。

それでも続けられたのは、周りの人とフォロー・サポートしあえる環境や、勤務条件の良さがあったから。

看護師としてこんな働き方ができるんだと、世界が一気に広がりました。

看護師として新たな職場で働いたことで気づけたこと。

私は看護師に向いていないんじゃない。
初めの職場に合っていないだけだった!

全ては職場選び次第だったのです。

本当に看護師に向いてない?

「看護師に向いてない」
あなたが今そう感じていても、職場を変えたらその想いが変わる可能性が十分にあります。

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まとめ:選択肢の幅を持ち、あなたの人生をより豊かにする選択を!

新人看護師時代から数年間、看護師という道を選んだことを後悔し続けました。

「今後一切医療関連の仕事はしない」と心に誓って退職しました。

そんな私が今では、看護師に復職する決意をした過去の自分に心から感謝しています。

私の場合、看護師を辞めて異業種を経験したことで、看護師の多様な働き方や看護師として働くメリットにやっと気づけました。

けれど、「看護師として職場を変える選択肢も冷静に検討する」ことができていればそんな遠回りをしなくても良かったのです。

一般職の転職活動は想像以上に大変なうえ、転職が叶っても今度は復職時の不安もあります。
「看護師が嫌」という消極的な理由で、時間・金銭面・精神・体力と多くの犠牲をもってまでするべきことではなかったです。

あなたは本当に看護師に向いていませんか?

看護の世界のほんの一部、たまたま配属された世界だけを見てそう感じていませんか?

「今辞めたらもったいない」その言葉により、さらに自分を苦しめていませんか?

辛い環境の中で頑張りぬくことが大切な時もありますが、看護師として・女性として幸せに過ごせる環境に身を置くことも大切です。

周囲は誰もあなたへ向けた発言に責任を持ってはくれません。

あなたの幸せを作れるのは、あなただけです。

とはいえ、すぐに大きな行動に移すのは難しいですよね。今の環境にいながらでもできることから始めましょう。

まずは看護師としての多様な働き方として、どんな仕事があるかを見てみることをお勧めします。

そのうえで、看護師として転職するのか異業種に転職するのかを冷静に考えましょう。

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この記事を書いた人

「一生看護師はしない!」

一般職に転職し開放感を満喫

色々考えた末、恐々看護師に復帰

看護師の仕事の選択肢の多さに驚く

「一生看護師でやっていきたい!」

看護師の仕事は職場選びが全て。
職場次第で看護師向いてない・辞めたい想いが改善する可能性を、経験を交えてお伝えします。

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